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切手の種類と使い方|初心者でもすぐに使える基本知識

郵便を送るときに欠かせないのが「切手」です。
しかし、実際には「どの切手を使えばいいのかわからない」「料金がいくらなのか迷う」という人も少なくありません。

この記事では、切手の基本的な仕組みから種類、使い方、注意点まで初心者にもわかるように丁寧に解説します。


目次

1. 切手とは何か?基本の仕組み

切手とは、郵便物を送るための料金を前払いするための証明です。
封筒やハガキに切手を貼ることで「この分の郵送料は払っています」という意味になり、郵便局で受け付けてもらえるようになります。

例えば、84円切手を貼れば、25g以内の定形郵便を送ることができます。
これは、日本全国どこへ送っても同じ料金です。

よくある誤解

  • 切手を貼る位置は「どこでもいい」と思っている人がいますが、基本は封筒の右上に貼ります。
  • 料金が足りない場合は、差し戻しや「料金不足」の扱いになるので注意が必要です。

2. 切手の種類を理解しよう

切手にはいくつかの種類があり、送るものによって使い分ける必要があります。
ここでは代表的な種類を紹介します。

2-1. 普通切手

普通切手は、日常的に最もよく使われる切手です。
金額は郵便料金に応じて細かく設定されており、郵便局でいつでも購入可能です。

主な普通切手の金額例(2025年現在)

  • 84円:定形郵便(25g以内)
  • 94円:定形郵便(50g以内)
  • 63円:はがき(通常)

デザインはシンプルで、季節を問わず利用できます。

2-2. 記念切手

記念切手は、イベントや周年記念、文化的なテーマに合わせて発行される特別な切手です。
デザイン性が高く、コレクターにも人気があります。
もちろん、普通の郵便にも使用できます。

  • オリンピック開催記念
  • 人気キャラクターとのコラボ切手
  • 地方自治体の記念発行

2-3. グリーティング切手

グリーティング切手は、季節のあいさつや特別なメッセージを送るときに便利な切手です。
「ありがとう」「おめでとう」など、用途を意識したデザインになっています。

特に、年末年始の年賀状シーズンや、母の日・バレンタインなどによく利用されます。

2-4. レターパックやスマートレター

切手と少し違いますが、郵便の支払い方法のひとつとしてレターパックスマートレターもあります。
これらは切手を貼らず、あらかじめ料金が印刷された専用封筒を購入して送る方法です。

  • レターパックライト:370円
  • レターパックプラス:520円
  • スマートレター:180円

追跡サービスがついているものもあるので、書類や荷物を送るときにも便利です。


3. 切手の正しい使い方

3-1. 貼る位置

切手は、封筒の右上に貼るのが基本です。
貼る位置がずれていると、郵便局の機械での処理がうまくいかず、遅延や差し戻しになる可能性があります。

3-2. 料金の確認

郵便物の大きさや重さによって、料金は変わります。
特に、重さが1gでもオーバーすると料金が変わることがあるので、注意が必要です。

郵便物の種類25g以内50g以内100g以内
定形郵便84円94円
定形外郵便120円〜140円〜210円〜

3-3. 複数枚貼るとき

1枚の切手で料金が足りないときは、複数の切手を組み合わせて貼ることができます。
例えば、84円+10円の切手で94円分として使うことが可能です。

ただし、重ねて貼るのはNGです。読み取りに支障が出るので、少し間を空けて貼りましょう。


4. 切手を使うときの注意点

4-1. 料金不足に注意

切手の金額が足りない場合、差出人に戻ってくるか、受取人が不足分を支払う「料金不足郵便」になります。
受取人に迷惑をかけることになるため、事前に料金を確認しておきましょう。

4-2. 古い切手も使える

昔買った切手も、現在の郵便料金に足りていればそのまま使えます。
ただし、料金改定後は不足分を別の切手で補う必要があります。

4-3. 剥がれや汚れに注意

切手が剥がれたり、破れてしまうと、郵便物が無効になる場合があります。
しっかりと貼り、雨などにも濡れないように注意しましょう。


5. 切手の購入場所と便利なサービス

切手は以下の場所で購入できます。

  • 郵便局の窓口
  • コンビニエンスストア
  • 一部のスーパーやキオスク
  • ネット通販(公式サイト)

最近では、スマホでQRコード決済を利用できる郵便局も増えており、手軽に購入できます。

さらに、料金表や計算ツールが郵便局のサイトで公開されているため、迷ったときにも便利です。


6. よくある質問

Q1. 切手は貼る場所が多少ズレても大丈夫?

A. 多少のズレは問題ありませんが、極端に左寄りだったり、封筒の下の方に貼るのは避けましょう。右上にきちんと貼るのが基本です。

Q2. 料金が足りなかったらどうなるの?

A. 差出人に返送されるか、受取人に不足分の請求が行きます。トラブルの原因になるので、事前に重さと料金を確認しましょう。

Q3. 複数の切手を使ってもいい?

A. 問題ありません。ただし、重ならないように並べて貼りましょう。


7. まとめ|切手を正しく使えば郵便がもっと身近に

切手はただの紙ではなく、郵便料金の証明書です。
種類や使い方を正しく理解することで、郵便をスムーズに利用できます。

この記事のポイントをおさらいします。

  • 切手には「普通切手」「記念切手」「グリーティング切手」など種類がある
  • 封筒の右上に正しく貼る
  • 料金は重さとサイズによって変わる
  • 不足分は複数の切手で補える
  • 古い切手も使えるが不足分に注意

ちょっとした工夫で、郵便がもっと便利で身近なものになります。
これを機に、切手を使って大切な人に手紙を送ってみてはいかがでしょうか。

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