「マイナポータルって何?」
最近いろんな場所で「マイナポータル」という言葉を目にする機会が増えてきたように感じます。
しかし、
- マイナポータルは何ができるの?
- マイナンバーカードとは違うの?
- スマホから利用できる?
- どんな手続きができる?
- マイナポータルを使うメリットは?
- セキュリティは大丈夫?
など、詳しい仕組みまでは分からない人も多いのではないでしょうか。
マイナポータルは、国が運営するオンラインサービスで、行政手続きや自分の情報の確認などに利用できます。
この記事では、マイナポータルとは何なのか、できること、利用方法、マイナンバーカードとの違い、メリットや注意点まで、初心者にも分かりやすく解説します。

マイナポータルとは?
マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスです。
簡単に説明すると、
行政手続きや自分に関する行政情報を、オンラインで確認・利用できるインターネット上の窓口
と考えると分かりやすいでしょう。
従来、行政手続きをする場合には、
「市役所などの窓口へ行く」
「紙の申請書を書く」
「必要書類を提出する」
といった方法が一般的でした。
しかし、デジタル化が進んだことで、行政手続きの一部をインターネット上で行えるようになっています。
その代表的なサービスの一つがマイナポータルです。
マイナポータルでは、行政機関が保有する自分の情報を確認したり、オンラインで行政手続きをしたりすることができます。
マイナポータルとマイナンバーカードは違う?
「マイナポータル」と「マイナンバーカード」は、同じものだと思われがちですが、まったく違います。
簡単に分けると、
マイナンバーカード=本人確認などに使うカード
マイナポータル=行政サービスを利用するためのオンラインサービス
です。
例えば、インターネット上で行政手続きをするときに、
「あなた本人が手続きをしていますか?」
という本人確認が必要になります。
そこでマイナンバーカードを利用することがあります。
つまり、
マイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインする
という関係です。
マイナンバーカードそのものがマイナポータルというわけではありません。
マイナポータルで何ができる?
ここからが一番重要なポイントです。
マイナポータルでは、さまざまな行政サービスを利用できます。
代表的なものを紹介します。

① 行政手続きがオンラインでできる
マイナポータルの大きなメリットが、行政手続きのオンライン化です。
これまで行政手続きというと、
「窓口へ行かなければならない」
というイメージがありました。
しかし、対象となる手続きについては、マイナポータルを利用してオンラインで申請できるものがあります。
例えば、子育て関連の手続きなどが代表的です。
自治体によって対応している手続きは異なりますが、オンラインで申請できれば、窓口へ行く時間や手間を減らせます。
② 自分の行政情報を確認できる
マイナポータルでは、行政機関などが保有する自分の情報を確認できる場合があります。
例えば、
- 税に関する情報
- 社会保障に関する情報
- 健康・医療に関する情報
- 年金に関する情報
などです。
ただし、確認できる情報や内容は制度やサービスによって異なります。
「行政が自分についてどんな情報を持っているのか確認できる」
という点は、マイナポータルの重要な特徴です。
③ 自分の情報が行政機関の間で利用された履歴を確認できる
マイナポータルには、情報提供等記録表示という機能があります。
これは、マイナンバー制度における情報連携について、自分の情報がどのようにやり取りされたのかを確認するための機能です。
例えば、
「自分の情報がどの行政機関に提供されたのか」
などを確認できます。
行政サービスのデジタル化が進む中で、
「自分の情報がどのように使われているのか」
を確認できる仕組みが用意されていることは重要です。
④ 自分の健康・医療に関する情報を確認できる
マイナポータルでは、健康・医療に関する情報を確認できるサービスもあります。
例えば、マイナンバーカードの健康保険証利用などと関連して、
- 医療費
- 薬剤
- 健診
などの情報を確認できる場合があります。
これまで病院や薬局などで個別に確認していた情報を、オンライン上で確認できることがあります。
⑤ 確定申告に活用できる
マイナポータルは、税金の手続きにも活用できます。
特に代表的なのが、確定申告との連携です。
マイナポータル連携を利用することで、対応している控除証明書などの情報を確定申告に活用できます。
例えば、
「確定申告のために大量の書類を確認する」
という作業を減らせる可能性があります。
すべての情報が自動的に処理されるわけではありませんが、対応しているサービスを利用すれば、確定申告の負担を軽減できます。
⑥ 子育て関連の手続きに利用できる
マイナポータルでは、子育てに関する行政手続きにも活用されています。
例えば自治体によっては、
- 児童手当
- 保育施設
- 妊娠・出産
- 子育て支援
などに関する手続きの一部をオンラインで申請できる場合があります。
ただし、対応している手続きは自治体によって違います。
そのため、
「マイナポータルなら全国どこでもすべての手続きができる」
というわけではありません。
マイナポータルを利用するために必要なもの
マイナポータルを利用するには、基本的に本人確認のための準備が必要です。
代表的なのが、
マイナンバーカード
です。
また、利用する端末や手続きによって、
- スマートフォン
- パソコン
- ICカードリーダライタ
- マイナンバーカードの暗証番号
などが必要になる場合があります。
スマートフォンの場合、マイナンバーカードの読み取りに対応した端末であれば、スマートフォンから利用できるサービスがあります。

マイナポータルの基本的な利用イメージ
実際の利用イメージを簡単に見てみましょう。
例えば、自宅から行政手続きをしたいとします。
まずマイナポータルにアクセスします。
↓
利用したい行政サービスを探します。
↓
必要事項を入力します。
↓
マイナンバーカードなどを利用して本人確認をします。
↓
申請内容を確認します。
↓
オンラインで申請します。
という流れになります。
ただし、手続きによって必要な操作や本人確認方法は異なります。
マイナポータルを利用するメリット
マイナポータルを利用するメリットは、主に4つあります。
メリット1:窓口へ行く手間を減らせる
オンライン対応している手続きであれば、役所へ行かずに申請できる場合があります。
仕事や学校などで平日に窓口へ行くのが難しい人にとっては、大きなメリットです。
メリット2:自宅から手続きできる
インターネットを利用できる環境があれば、自宅から手続きを進められます。
「役所まで行く」
「窓口で順番を待つ」
といった時間を減らせる可能性があります。
メリット3:自分の情報を確認しやすい
行政機関が保有する情報の一部をオンラインで確認できるため、
「自分の情報を確認したい」
というときにも便利です。
メリット4:確定申告などの負担を減らせる
マイナポータル連携を利用すれば、確定申告に必要な情報の取得・入力などを効率化できる場合があります。
特に毎年確定申告をしている人にとっては、便利な機能です。
マイナポータルの注意点
便利なマイナポータルですが、注意点もあります。
すべての行政手続きができるわけではない
マイナポータルがあるからといって、すべての行政手続きがオンラインで完結するわけではありません。
手続きによっては、
「窓口での手続きが必要」
「郵送が必要」
「追加書類の提出が必要」
という場合があります。
自治体によって対応状況が違う
自治体によってオンライン化されている手続きには違いがあります。
例えば、
「A市ではオンライン申請できるが、B市では窓口での手続きが必要」
ということも考えられます。
そのため、実際に利用するときは、自分が住んでいる自治体の対応状況を確認することが大切です。
マイナポータルは安全なの?
マイナポータルでは、税や社会保障などの重要な情報を扱うため、
「セキュリティは大丈夫なの?」
と心配になる人もいるでしょう。
マイナポータルでは、本人確認や暗証番号などを利用して本人以外が簡単にアクセスできないよう、さまざまなセキュリティ対策が講じられています。
ただし、利用者側も注意が必要です。
例えば、
- 暗証番号を他人に教えない
- 不審なメールやSMSのリンクを安易に開かない
- 他人の端末でログインしたままにしない
- マイナンバーカードを適切に管理する
といった基本的な対策が重要です。
マイナポータルに限らず、オンラインサービスでは「自分の認証情報を守る」という意識が大切です。
マイナポータルとマイナンバーの違い
ここも混同しやすい部分です。
マイナンバー
日本国内で住民票を持つ人に付番される12桁の番号です。
マイナンバーカード
マイナンバーが記載され、本人確認や電子証明書などに利用できるカードです。
マイナポータル
行政手続きや自分の行政情報の確認などに利用できるオンラインサービスです。
つまり、
マイナンバー=番号
マイナンバーカード=カード
マイナポータル=オンラインサービス
と覚えておけば、かなり整理しやすくなります。
マイナポータルを使うと生活はどう変わる?
マイナポータルを活用すると、行政手続きの一部をオンラインで済ませられるようになります。
例えば、
「仕事が忙しくて役所に行けない」
「確定申告の入力を少しでも楽にしたい」
「自分の行政情報を確認したい」
といった場合に便利です。
これまでの行政手続きは、
住民が役所へ行く
という形が中心でした。
しかしデジタル化が進むことで、
住民がオンライン上から行政サービスを利用する
という形へ少しずつ変化しています。
マイナポータルは、その変化を支える重要なサービスの一つといえるでしょう。
よくある質問
Q1.マイナポータルは無料?
マイナポータル自体の利用料は基本的にかかりません。
ただし、インターネット通信に必要な通信費などは利用者の負担になります。
Q2.スマホだけで使える?
対応しているスマートフォンであれば、スマートフォンから利用できるサービスがあります。
ただし、利用する手続きによって必要な環境が異なります。
Q3.マイナンバーカードがないと使えない?
マイナポータルで利用できる機能や手続きによって異なります。
本人確認のためにマイナンバーカードが必要となるサービスもあります。
Q4.すべての行政手続きをオンラインでできる?
いいえ。
オンライン化されている手続きは増えていますが、すべての行政手続きがマイナポータルだけで完結するわけではありません。
Q5.マイナポータルでは何が一番便利?
人によって異なりますが、
行政手続きのオンライン申請、自分の行政情報の確認、確定申告への情報連携
などは、特に活用しやすい機能です。
まとめ
今回は「マイナポータルとは何なのか」について解説しました。
マイナポータルは、簡単に言えば、
行政手続きや自分に関する行政情報の確認などをオンラインで行うための政府のサービス
です。
特に覚えておきたいのが、マイナンバー、マイナンバーカード、マイナポータルの違いです。
マイナンバー=個人に付番される番号
マイナンバーカード=本人確認などに利用するカード
マイナポータル=行政サービスをオンラインで利用するためのサービス
という関係になっています。
マイナポータルでは、行政手続きのオンライン申請、自分の行政情報の確認、情報提供等記録の確認、健康・医療に関する情報の確認、確定申告への情報連携など、さまざまなことができます。
行政のデジタル化が進むにつれて、今後さらにオンラインで利用できるサービスが増えていくことも考えられます。
「役所の手続きは窓口へ行くもの」と考えるのではなく、まずマイナポータルでオンライン手続きに対応しているか確認する。
この習慣を身につけるだけでも、行政手続きにかかる時間や手間を減らせるでしょう。
マイナポータルは、これからの行政サービスを利用するうえで、知っておいて損のない重要なサービスです。


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